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マウスピース型装置の矯正(インビザライン)とは?
マウスピース型の矯正装置は、デジタルでシミュレーションを行い、ゴール設定を行うことで可能になった矯正治療です。
歯を動かす仕組みとしては、マウスピース1枚ごとに動きを設定し、およそ1週間に一度新しいマウスピースに変えていくことで少しずつ歯を動かしていく方法です。
最終的なゴールに至る過程で、マウスピースの適合を確認することで計画とのずれを確認しながら治療を進めていきます。マウスピースとの適合が悪くなく、使用状況が良好であれば通院頻度を少なくすることが可能になります。
どんな歯並びであってもマウスピースでの治療は可能であるが、苦手な動きも存在するため他の治療と併用した方がよい場合もあります。
インビザラインはカスタムメイド型の矯正装置であり、歯科医師であれば誰でも簡単に注文することが可能である反面、現実には不可能な動きをオーダーすることも可能であるため3次元的な診断が必須になります。また、無理な動きや反作用、起こりうる想定外の動きなどを判断できすトラブルになるケースも多いため、従来の矯正の知識が不可欠になります。
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メリット
- 審美的である。
- 違和感が少ない。
- 清掃性が良い。
- 取り外し可能である。
- 通院回数が少ない。
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デメリット
- 装着時間が20時間以上必要。
- 大きな空隙閉鎖を行う場合には時間がかかりやすい。